検査
各工程では、定められた検査を行います。
また、開発部門では、製品に応じて必要な検査を行いデータを収集します。
水分率
- 水分率計
- 繊維製品において、品質を左右する大切な要因は、水分率です。
すべての工程で水分率計を設置し、品質管理に努めています。
抵抗値
- 絶縁抵抗測定器
- 最終の選別工程では、パイルの抵抗値を確認します。
長さ
- 投影機
- カット工程、選別工程では、随時、繊維の長さを確認して加工を行います。シャーレに繊維をのせ、20倍、50倍、100倍のレンズを選択して長さを測ります。
- 自動測長機
- 長さの管理が必要な製品については、繊維の長さを測り、確認を行います。
飛翔性
- 飛翔性試験機(フロックモーションテスター)
- 一定量のパイルを皿に乗せ、電荷をかけ、飛び方の確認をします。
分散性試験機
- 飛翔性試験機(フロックモーションテスター)
- 一定量のパイルを篩に入れて回転させ、メッシュからのパイルの落ちる量で、植毛用パイルの分散性の確認を行います。
色
- 色彩色差計
- 特定製品について、色の管理を数値で行います。
経時変化
- フェードメーター
- 紫外線照射で、自動車用途に必要な品質基準の確認を行います。
- 低温、恒温恒湿機
- 温度、湿度を一定に調整して、製品の変化を確認します。
-25°C以上の温度において、湿度の条件を変更した耐久試験を行います。
堅牢度
- 堅牢度試験機
- 植毛品の染色堅牢度、摩擦堅牢度を確認します。